tashumikanのブログ

素人豆知識置き場

市販薬、商品名だけ見てないですか?成分表示も見てみませんか?

Twitterで見たニュース


「もうすぐカロナールがドラッグストアで買えるようになる」というニュースがTwitterで回ってきました。

ほとんどの人の反応が「今まで病院でしか貰えなかったから嬉しい・ありがたい」というものでしたが、、、。


ずっと前から同じ成分の薬、ドラッグストア売ってます。


結構皆さん成分を見らずに服用したり購入したりしているのか、、、と驚くと同時に、もったいない!と思いました。

このように前から購入できる環境だったにも関わらず購入できていなかったり、「聞いた・見たことあるから」でもっと安く手に入るはずの薬を高値で購入している現状があるのではないかと想像したからです。

みかんは幸運なことに親の仕事のおかげで薬については多少の知がありますので、今回はこれをおすそ分けしたいと思います。

有名な鎮痛薬


まずは有名な鎮痛薬をグループ分けしたものが以下の通りです。

イブプロフェン系→バファリン、イブクイック、ナロンエース、アダムA錠...etc.

アセトアミノフェン系→ノーシン、タイレノールカロナール、ナロンm...etc.

・ロキソプロフェン系→ロキソニン、ナロンLoxy...etc.

もちろん製品によって成分配合の違いはありますが、このように痛みに効く成分について上記のように大きく3つのグループに分けることができます。

それぞれを詳しく


イブプロフェン
患部の炎症を抑える、解熱鎮痛効果あり。
効果が比較的強いと言われています。
その分胃にあまり優しくなかったり、薬が合わない人も多い側面があります。
妊婦さんや幼児は服用してはいけません。

アセトアミノフェン
解熱鎮痛効果あり。
身体に優しい薬で、子供も服用できます。
副作用があまりないのも特徴です。
人によっては効き目が弱いと感じる人もいるようです。
また、アセトアミノフェンは他2つと痛みを抑える仕組みが異なり、炎症を抑える効果はありません。

ロキソプロフェン系
患部の炎症を抑える、解熱鎮痛効果あり。
イブプロフェンよりも早く効くとされています。
外傷的な痛みを抑える効果が強いため、湿布などにはロキソプロフェンが使われていることが多いようです。

自分に合うものを考える


自分が服用禁止とされる項目に当てはまっていないかや、今抑えたい痛みは何なのかを熟考してみてください。

例えば子供に服用させるのであればアセトアミノフェン一択です。

炎症を抑えたいのであれば、イブプロフェンかロキソプロフェンを選ぶことになるでしょう。

ここを間違ってしまうと収まる痛みも収まりませんし、副作用を引き起こしてしまう可能性もあります。

また、体質によって服用できるできないも変わります。

みかんの場合イブプロフェン系とロキソプロフェン系は体質的に合わず、服用後30分~1時間程で腹痛等は収まるのですが、2~3時間後に薬の味が上がってくるような感覚があり吐き気を催してしまってかなり辛いので、アセトアミノフェン系しか飲まないようにしています。

そして、前述しておりますが、大きくグループ分けはできるものの製品によって成分配合は違います。

アレルギーのある方や合わない薬が多い方などはその辺も確認するようにしてください。

購入品を選ぶ


みかんは現状アセトアミノフェン系ならどれでも大丈夫なので、その中でも比較的安価でほとんどのドラッグストアで取り扱いのあるノーシン錠を常備薬として愛用しております。

アセトアミノフェン系以外はみかん自身が服用しないため、良いも悪いも言えないので、、、。

ちなみにみかんの母は「アセトアミノフェンは弱い!効かん!」とイブプロフェン系を服用しており、基本的にはイブA錠を購入しているようです。

それなりの知識って大切


超簡潔に鎮痛薬の成分の違いや注意事項等まとめましたのでこのブログである程度は大丈夫かとは思いますが、成分毎の詳細な効き目や服用禁止の疾患等は必ずご自身で調べるなりドラッグストアの薬剤師に相談するなりしてくださいね。

皆さんが安全に、お得に薬を購入・服用できますように。